年金についてご存知ですか?
「支給開始年齢引き上げの検討」、「国民年金の未加入者が40%を超えそう!」など、何かと不安な話題の多い年金ですが、具体的な内容は以外と知らないために、不安ばかりが膨らんでしまうことってありませんか?
住宅ローンだけでも不安なのに、ようやく返済が終わってもその後の生活が安心できなくてはどうにもなりません。そこで、今回は公的年金の基本を押さえてみたいと思います。
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公的年金制度は大きく分けて、国民年金・厚生年金・共済年金の3種類になり、基本的には職業により加入する制度が異なります。
1.国民年金
日本に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入する制度で、「基礎年金」とも呼ばれます。
2.厚生年金
会社員やOLなど、民間の会社で働いている人が加入している制度です。
3.共済組合(年金)
国家公務員、地方公務員、私立学校教職員の方たちが加入する制度です。
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厚生年金・共済組合加入者も、国民年金に加入している?
サラリーマンやOLの方たちは厚生年金、公務員の方たちは共済組合(年金)に加入していますが、毎月給与から徴収される保険料の一部は、自動的に国民年金へ拠出されています。つまり厚生年金・共済組合加入者は、手続きをしなくても国民年金に自動的に加入していることになります。また、被保険者はそれぞれ以下の3つに分類されています。
第q号被保険者
20歳以上60歳未満の自営業者、学生、無職の方などが加入する国民年金だけの加入者。
第2号被保険者
70歳未満の会社員や公務員などの厚生年金・共済年金の加入者。保険料は給与額により決まります。
第3号被保険者
20歳以上60歳未満の会社員や公務員の妻など第2号被保険者の被扶養配偶者が対象となり、保険料の負担はありません。
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例えば「国民年金の未加入者が40%をこえそう!」と聞けば不安になると思いますが、実は国民年金だけに加入している第1号被保険者の中で、所得の減少や年金への不振などから加入をしていない、あるいは学生で免除申請をしている人の合計が40%になりそうという意味で、これを国民全体で見ると強制徴収される会社員や公務員が遥かに多いために95%以上の加入率となり、未加入者は5%にも満たないのが実際の所です。こう考えると、報道から受ける印象とは大分変わりませんか?
とはいえ、やはり我々の老後に問題が山積していることは事実。正確な情報を把握しながら自分自身で管理をしていくという意識を持つ必要がありそうですね。
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※インターネット上で年金記録の確認や年金額の試算が出来る「ねんきんネット」がありますので、興味のある方はのぞいてみてはいかがでしょうか。
ホームページは http://www.nenkin.go.jp/n_net/index.html
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