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06/27/2016 / 最終更新日時 : 07/13/2016 Sumuie.info 二世帯住宅

いわき市の施工例（有限会社江尻建築）、メリハリの効いた半二世帯住宅

一階と二階の天井高で雰囲気と用途を分けるメリハリのある総二階の家が完成。

お母様も一緒に住むことが可能な「半二世帯住宅」をと、（有）江尻建築を訪れたのは、三人のお子さんを持つお施主ご夫妻。江尻建築の特徴である自然素材もふんだん使われ、心地よい自然派な家・お住まいに。

白い外壁と木部がアクセントで使われており、黒い外壁でも重い印象にならず、すっきりとした印象の外観。長期優良住宅クラスの断熱性能も持ち合わせており、冬でも寒くありません。

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まずは、家族が集まる一階。リビング南側には、奥様のリクエストの大きなウッドデッキを配置。

「夏はデッキに置いたプールで、子供達を遊ばせたかったんです。」と奥様。

軒が大きく伸びたウッドデッキが芝生の庭と住まいを繋げ、リビングの活用の巾を広げています。

また、一階は吹き抜けは設けず、天井に杉の羽目板を貼り落ち着いた家族団欒の場にしました。

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手洗いやお風呂など水場への通路の両側には、天井の高さまである造作収納をしつらえ生活に必要なものは全てここに仕舞えます。
リビングに余計なものを置く必要がなく、収納自体がリビングからは目に入らないためスッキリとした印象に。

空間を広く見せるもう一つの工夫が、木質材料の配置。床には桧（ヒノキ）の節有り材を、天井には杉（スギ）の無節の羽目板を使うなど見た目のメリハリを強調。

「木目を計算して材を合わせられるのは、昔ながらの大工さんならでは。」と、江尻代表。技術があってこその空間の妙技です。

二階に上がるとパッとした視界の変化が。子供達が空間をより広く使うために天井は作らず、屋根裏の駆体を現しにしています。
この空間を活用し、子供部屋にはロフトタイプの収納を作りました。

こうした空間使いの工夫をすることで、三つの子供部屋と主寝室、そして共有スペースを作ることが出来ました。

「長く賃貸住宅で暮らしてきたお施主様でしたので、木の家で過ごす安らぎを感じて欲しかった。」と語る江尻代表。

木造住宅に使われる二倍の量の木材が使われ、長期優良住宅クラスの耐震性と安らぎのある住まい空間を両立。
この体感的意識的な空間の広さ、そして安心感は、「木材を巧みに使いこなす技術」によってもたらされているのです。

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床にはヒノキの無垢材、天井にはスギの無節の羽目板を。天井の白い部分は調湿性にすぐれる土佐和紙で仕上げ。
壁は漆喰、（有）江尻建築の得意とする自然素材で全て仕上げてある。

リビングの直ぐ脇には、高齢のお母様の居室である和室を。畳で転げ回れるので、子供達の遊び場にも。

二階への階段をあがると、ご主人の書斎を兼ねた共有スペース。天井も高く随所に梁が見え、広々とした解放感溢れる空間。子供達を主体にし、伸びやかさを感じる二階に。

二階主寝室。家族五人がここで川の字になって寝る。壁は漆喰。結露を防ぎ調湿性に優れる。

子供部屋。帖数は六帖で、ロフトで更に上方向へ空間を広げている。

子供達お気に入りのロフト。ロフト下部も収納になっているので、部屋の中に余計なものを置かず部屋も広く使える。

玄関は土間収納を広く取り、様々なものを仕舞えるように設計。

広々とした芝生、ウッドデッキ、そしてリビングへと繋がる庭。いつも子供達の楽しい声が響く。駐車スペースとの間に敷かれた枕木もお洒落に。

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